切り絵ギャラリー

作品のほとんどが私の手元に残っていません。
上の3枚はいずれも札幌にあるカトリック真駒内教会のその当時の主任司祭に差し上げたものです。

水汲み

子供達いらっしゃい 大工仕事
「水汲み」
マリア様の水汲みのお手伝いをする幼い頃のイエス様。
(カトリック真駒内教会集会室)
「子供達いらっしゃい」
ガリラヤ湖畔で子供達と遊ぶイエス様。青年のイエス様を作ったのはこれ1枚だけ。(カトリック真駒内教会司祭館)
「大工仕事」
イエス様に大工仕事の手ほどきをするヨぜフ様。小道具などはなるべく時代考証に忠実にと調べましたがなぜか日本的になってしまったという。(^^;;
(カトリック真駒内教会ホール)

これらの前に三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」にどっぷりハマって何枚も作りました。三浦綾子さんへの追悼も込めて次のページへ。

A 沖田総司 織田信長とお濃の方
「A」(Aをもらったから。^^;)
高校の美術の時間に初めて作った切り絵。切り絵を貼った台紙も普通の画用紙。製作費用たった20円(爆)。
「沖田総司」
徳島にいた学生時代。成人式に出ずに1人寮にいて作った作品。新選組の沖田総司のつもり。色入れは色画用紙を使用。
「織田信長とお濃の方」
左2枚と下段左端とこの作品は黒い画用紙を使用。この作品の色入れは色紙です。一部グラデーション入りを使っています。お濃の方は「まむしの娘」と呼ばれたのでたすきをして長刀を持っています。
屋島の合戦 5月11日 聖母子
「屋島の合戦」
徳島の学校卒業間際、なんと国家試験直後の作。ちょうど源平八百年記念。平家の舟の上の扇を射落としたシーンで有名な那須与一です。右上の作品同様折り紙使用。(貧乏で額が買えずラップでくるんでいる。)

「5月11日」
元新選組副長土方歳三と元遊撃隊隊長伊庭(いば)八郎。伊庭は片腕を無くし、蝦夷木古内戦で瀕死の重傷。手前にある赤い包みは榎本武楊が置いた自決用毒薬。土方もこの日、箱館で戦死します。五稜郭城で最期の別れ。これは入院中に病院の図書室から借りて読んだ小説「幕末遊撃隊」のラストシーン。ベッドで下絵を描きました。伊庭八郎の陣羽織の模様は退院後博物館で実物をスケッチ。どっぷり趣味の世界に入り込んでいます。(^^;;この作品から和紙を使うようになりました。

「聖母子」
2L版という写真サイズで小さいのと(額はフォトフレーム)刀を持つのが久しぶりなのとで絵柄はシンプルなものにしました。左端の「屋島の合戦」からちょうど20年。札幌の職場の後輩が「切り絵入門」の手垢のついた刀の写真を見て新しいのを作って送ってくれたのでその試し切り(笑)。K君ありがとう!握りが持ちやすく、革の鞘までついた世界で1本しかない刀は切れ味抜群ですがテクニックが…。しばらくやらないとダメですねぇ。

見ていただくとおわかりのように私は戦国時代や幕末の歴史が好きでこれらの時代の作品が多い。特に高校時代から土方歳三が大好きで小説、資料などは山のように持っています。(^^;;
細川ガラシャ夫人コーナー 切り絵入門

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