聖リタ教会(正式名:カトリック当別教会)は1917年(大正6年)トラピスト修道院の創立者D・ジェラール(帰化して岡田普理衛)らによって創立。カッシーノの聖リタに捧げられた教会で昔から地元では「リタ教会」の名で親しまれています。 奥尻沖地震で亀裂が入り、現在の教会は1995年(平成7年)に再建。以前のリタ教会はその外観から「まるみ堂」とも呼ばれました。私が病気治療のため、再上京するまで所属していた教会で、本来は内部撮影禁止なのですが、特別に許可をいただきました。 主任司祭はトラピストの神父様。トラピスト修道院は「観想修道会」であり、小教区を司牧することはできないのですが、世界のトラピストの中で例外的に認められています。仕事や病気のために何ヶ所か所属教会を変わっていますが、ここが私の「心のふるさと」リタ教会の御ミサに与ると「帰ってきた!」という気分になります。 |
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交通:函館からJR木古内行き「渡島当別」下車。徒歩約20分 ミサ:日曜8:30 |
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祭壇内陣は自然光が差し込むように なっていて、聖櫃の扉を開けると内側に蒔絵が施されています。椅子はすべて道産の木を使った特注品。照明はまるでプラネタリウム。音響効果も計算され、小さいながらもとても凝った造りです。カトリック教会には珍しく、正面十字架にキリスト像はありません。 | |
御聖堂左側面ステンドグラス | 御聖堂右側面ステンドグラス |