TOBETSU TRAPPIST MONASTERY
生活
修道院には大きく分けて、学校や病院を経営したり、教会での司牧、活動支援などをする「活動修道会」と一般社会には出ず、高い塀に囲まれた中で祈りと労働に徹する「観想修道会」とがあります。トラピスト修道院は後者です。 「Ora et Labora」(祈れ働け)をモットーに現在もほぼ、自給自足の生活をしています。その広大な敷地内には函館の観光土産としても有名なクッキー、バター、バター飴、ジャムを作る製酪工場、牛舎、牧草地、畑、温室、果樹園、木工所、なんと、ダムまであって、ないものを探すほうが難しいくらい。歴史の項目にあるように創立当初は荒地で開墾が大変だったそうですが、現在は肥沃な大地に近代的な設備です。 函館市内のお土産屋には出回っていないのでマイナーですが、私はジャムが大好きです。当別教会上の駐車場にある売店で買えます。(夏の観光シーズンはトラピスト製品の包装、販売を当別教会員もお手伝いしています。私はバターの丸い缶を綺麗に包装するのが苦手でした。;^^;)トラピスト製品は昔から製法を変えず、どれも無添加です。ジャムはさまざまな種類があり、果物の収穫時期によって季節限定品がいくつかあります。右の写真はグズベリという実で、このジャムも季節限定品。甘酸っぱくて美味しいのですが、こうして机の上に広げ、ヘタや花をもぎ取らなければならず、とても手間がかかるそうです。トラピスト内の初夏の風物詩だと仰っていました。(写真提供:トラピスト大修道院) |
トラピストの一日の生活 | |
3:30 3:45 5:15 8:00 11:25 11:30 13:10 16:30 (日曜)15:30 17:30 17:45 19:15 20:00 |
起床 読書の祈り 朝の祈り・共同ミサ、朝食 三時課、作業、勉学 六時課 昼食 九時課、作業 作業終了 晩の祈り、降福祭 黙想 夕食 晩の祈り、寝る前の祈り、サルベレジナ 就寝 |
あくまでも非公式サイトであり、内容などについてトラピスト修道院は関わりありません。文責は管理人の私にあります。ご了承下さい。
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